リフレクソロジーについて

複雑ではあるが・・・

今、働いている施設で、医師が診断しても原因がわかないことがたくさんある。

例えば先日、脳性マヒの利用者さんの食欲が落ちてきて、嚥下も悪くなっているけど、どうしようもない。ということがあって、施設長から、これから施術の回数を増やしてほしいと要望があった。

リフレクソロジーで効果があるかどうかはわからないけど、少なくとも害にはならない。リフレクソロジーは身体の本来の機能を取り戻す手伝いをするものだから。

その時も「他に手が無いのよ。でも、リフレクソロジーなら安心だし、効果も期待できるかも。」とも言われた。

また、小脳変性症で、かなり最近レベルが落ちてきた利用者さん。寝たきりになり会話も聞き取りづらくなる中、人との交流も減ってきた、だけどリフレクソロジーは気に入ってもらえているので、身体よりも心のケアとして、今週2回、行っている。

元気になって行ってもらいたいのが本音だけど、無理な場合もある。でも、何かしてあげられることがあるというのは、ありがたいことだなと本当に思う。

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久しぶりに仕事の話

リフレクソロジーを教えていていつも受講生さんに言うことは、何故その方に施術を行うか?ということが大事ですよ。ということ。

例えば、リュウマチの方にリュウマチを改善するために行う、と目標を立ててしまうと、改善が見られなかった時(これ実際かなり難しいです。)施術側もその方にもストレスになる。

だけど、痛みの軽減、もしくは他に抱えている症状、花粉症とか、肩凝りとか、もしくは一人暮らしの方など、一つの目標を定めて行うのでなくて、その方が抱えている他の症状にも目を向け、その方が生活する上で少しでも楽になれば、と考えて行うと、意外と効果が大きいのだ。
リフレクソロジーのよさは、薬でもなく、対症療法でもなく、その方の身体の本来持っている力を取り戻す助けをするもの。だから、最初から何々のために~と決めないで、色々な症状を少しでも楽になるようにしましょう、と、クライアントさんにきちんと説明することもとても大事。

どうしてこんなことを書くかというと、今仕事をしている身障者の施設で最近利用者の一人が亡くなった。
この方は、私が10年ほど前に言っていた時からの利用者さんで、身体にも障害があるが、少し認知症もある方だった。その認知症もどちらかと言うと被害妄想が強くて、いつも眉間に縦皺を寄せていることが多かった。

10年前、お話をしている時に私の家とその方が育った学区が同じということがわかってから、子供の頃のお話が多くなり、笑顔も見られるようになり、最初嫌がっていたリフレクソロジーも受けてくださるようになり、施術中は昔の話や仕事の話しなどして、笑顔の時間が増えていった。

10年ぶりに仕事に復帰し、再び会った時は身体の障害も少し進み、認知症も少し進んだのか前よりも怖い顔をしていらしたのだが、施術を薦めてみると、最初は、しょうがないな~、という感じではあったが、前にも話したことなどをお話しているうちにまた笑顔が見られるようになった。

それからは、浮腫のひどさなどから、症例として週に2回の施術を行うことになり、一緒に働いている山下さんが担当した。

山下さんも面白い人なのだが(あ、そしてやさしいですよ~。)山下さんとも慣れ、日を追うごとに笑顔でいる時と穏やかな表情の時が多くなり、言葉数も増え、山下さんに冗談まで言うようになっていった。例えば、ごまをする動作をしながら、「美人の言うことはきかなきゃなあ。」なんて。

その後しばらくしてから身体の調子を崩されて、入院となり、2ヶ月ほどして亡くなったのだ。

この方の場合、お身体の症状に対しては浮腫、冷えが少し改善した、程度でしかなかったが、施術を行っている間中、笑顔でお話をされるようになった、ということが一番のことだったと思う。

リフレクソロジーの施術は最低でも30分ほどかかり、効率が悪い。しかし、だからこそ、その方とゆっくりと向き合うことができて、その方のお身体のことだけではない、その方を知る時間が持てる。

それがリフレクソロジーのよさでもあると思うのだ。

お通夜に参列した時、もう馬鹿なことを言いながら皆で笑ったりできないんだな、と思うと、寂しかったなあ。

そして、ちょっとでもリフレクソロジストとして役に立てたかなあ、なんて思った。




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まだまだ道は果てしなく・・・

やっとこさ、なんて前回書いておきながら、じぇんじぇん更新してなかった・・・ダメじゃん。

元気になったつもりでも、仕事を一日終えるとブログを書く気力が の、残ってなかった。書きたいことはたくさんあるんだけど。
でも、時差ぼけはすっかり良くなり、(当たり前?帰ってきてから何日たっとるんじゃーーー。笑。)朝までぐっすり眠れる幸せをかみしめております。

さてと、本題。

施設の仕事を再開して思うことは、まだまだ勉強しなくてはいけないことはたくさんあるんだなー、ってこと。

10年前に感じたことも同じことなんだけど、ま、あの頃はベイリーでちょっと解剖生理学を学んだからと、いい気になっていたにもかかわらず、現場で何も役に立たん!ということを痛感しただけだったけどね。

でも、そのお陰でリフレクソロジストが本気で医療の現場で補完療法としてリフレクソロジーを行おうと思った時に何が必要で何が必要でないかがよくわかって、今の私のスクールのカリキュラムに反映されている。だから、あの時、自分は何も知らないということに、気づかせてもらえて本当に良かった。

あれから10年。そのお陰で自分でも解剖生理学や病態生理なども勉強して、以前とは比べ物にならないぐらい身体のことについては詳しくなった、うちのスクールには看護師さんも意外と多いのだけど、その人たちに教えることも躊躇しないぐらいにね。笑。

施術の方でも、10年前は、一人で週2日50人の利用者さんをこなしていたから、本当に施術になれて貰うだけで精いっぱいだったんだけど、お陰様で、今は一日2人で60人の利用者さんを施術しているので、症例を取っている人以外でも遅くて2週間に一回は施術できる。(平均10日に一度ぐらい。)

この間隔で施術できると結果が出てきやすくなり、症例を取ることもできる。

で、症例を取っている人以外でも、良い結果が出てきている。

これはとてもよいことだし、リフレクソロジストとしても、嬉しい限りなのだが、そうすると今度は、どうしてこれほど、結果が出ててくるのか?を自分でも知りたくなるのだ。

麻痺による筋肉の硬直で関節まで固かった人が、リハビリではなく、リフレクソロジーの施術で柔らかくなってきていることや、嚥下の機能が悪くなり、声も出せず、口の動きで会話していた人が、この頃発声ができるようになってきているのは、どうしてか?

そうすると、もっと、筋肉のことや発声の仕組みなどを勉強して、リフレクソロジーの施術がどのように作用して改善したのか?を知りたくなるし、おそらくこうであろう、と考えることができれば、医療関係者にもリフレクソロジーの効果を理解してもらうには役立つと思う。

10年前は、何も知らなかったお馬鹿ちゃんが上っ面の解剖生理を勉強しただけでたくさん勉強したつもりになって、現場で撃沈し、その後勉強して、スクールで教えて、今はその知識を現場に生かせるようになったし、医務室でもデータなども見せてもらえるようになり、そのデータ等も施術に反映できるようになった。
で、また、現場に戻ると、今度は何を勉強しなくてはいけないのか?が(何を知らないのか?)見えてくる。

ああ、このサイクルは、果てしなく続くのだー。
がんばろっと。

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ベーシックの新しいコース

昨日から、新しいベーシックのコースを始めた。まだ、実験(?)段階なので、いい感じで進めば、次回5月ぐらいから開講しようと思う。

新しいコースは、平日の昼間10:00~15:00までの講座を週1で6週続けるというもの。一日4時間の講座だとまだ自分でもちょっと時間配分とかが読めないから今回はよく知っている方に協力してもらって始めてみたのだ。

遠方から参加される(なぜか我がスクールは県外からの参加者が多い。)方は、今の日程の方が都合がいいと思うけど、小さなお子さんを抱えている方や介護するご家族がいらっしゃる方なんかは、こちらの方が参加しやすいと思って。

今のように名古屋でリフレクソロジーを教えるのも長くて2年、そう思ったら、余計にリフレクソロジーに対する情熱が湧いてきた。その間に色々なことが起こって教えることを続けることができるようになるかもしれないけど、今のところは本当に後2年。自分の持っているものすべてを少しでも多くの人に伝えたいな、と思う。

だから、解剖生理学と病理だけの講座も開く予定。他でリフレクソロジーを学んだ方や、自分の身体に興味があって、知りたい!という人向けに開きたいな、と思ってる。

何かご意見、ご要望がありましたら遠慮なくご連絡くださいね。こんなのあればいいな~とか。こんなのやってほしいな~とか。出来る限り頑張りますからね。よろしくお願いします。

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タッチケアとしてのリフレクソロジー

タッチケアとしてのリフレクソロジー講座を初めて開いたのだが、なかなかいい感じ。
これは、人に触れる、ということを目的にしているので、リフレクソロジー本来の全反射区の刺激を与える、というものではないのだが、意外と効果的かも?と、思った。

このトリートメント方法は、リフレクソロジーというよりも、ゾーンセラピーをもとにしたと言ったほうがいいかもしれない手順なのだけれど、その理論通り、全ゾーンは、網羅している。だから、タッチケアとしてだけではなくて、セルフケアにもいいかもしれない。

本当に簡単にできるように手順を組んであるので、お友達どうしや、親子で参加、何ていうのがいいと思うな。

うーーーん、いい感じなので、これから毎月やろうかしらん?本当にいいのよね、反射区のチョイスが。(と自画自賛。笑。)
たくさんの人に本来のリフレクソロジーのよさを知ってもらうには、こういう手軽な講座も開いていかねば。

気軽に習える、という講座なので、理論なんかは本当に大事なことだけ教えるのだけど、「いやー、先生すごい知識力ですね。」と、褒められて、久しぶりに半分木に登っちゃいそうだったわ~。爆。この方が養成講座に来てくれてら、どんなに褒めてくれるのやら。(←アホ)

相変わらず小さいスクールだけど、心意気だけは大きく強く、これからも色々な方にリフレクソロジーのよさを知ってもらうために頑張らねば。

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久しぶりに、リフレクソロジーについて。笑。

HPを時々ご覧になってくれている方はお気づきになっているかもしれないけど、養成講座の回数をまた増やした。
なぜなら、理論、実技、解剖生理学、病理学を教える合間にベーシック、養成講座に限らず、出来るだけ私の今までのリフレクソロジストとしての経験を通して得てきたものを話すようにしているのだが、最近そういう時間が増えてきたから。(雑談が多いという声もちらほら聞こえるが。笑。)

以前は私もそうだったけど、理論、解剖学を教えてもらうだけじゃなくて、やっぱり現場ではどうなのか?とか、実際の症例やクライアントに対するアプローチの仕方が知りたかった。確かに当時は、まだ日本でのリフレクソロジーの歴史も浅くて経験を積んだリフレクソロジストがいなかった、というのもあって、そんな話を聞く機会もなかったけど。

私の場合お陰様で最初に良い先生に出会えたので、リフレクソロジーを補完療法として教えてもらえたから、私自身、当時単なるリラクゼーションとして認知されつつあったリフレクソロジーを一貫して補完療法として行ってきた。
そしてありがたいことに、そのおかげで、たくさんの症例を取ることもできたし、病院でのボランティアや、重度身障者の施設での施術経験を通して本当にリフレクソロジーのよさを感じることができた。

学校で教えてもらった時はケーススタディは症状別に行うので、どうしてもそのクライアントの症状に注目しがちだが、実際には、その症状に対して行うのがリフレクソロジーではない。飽くまでも、その人の崩れた身体のバランスを取り戻すためなので、ある意味オールマイティだと言える。だから、慢性疾患に対して効果がない場合でも、ストレスの軽減やその他の症状、例えば、花粉症や肩凝り、薬の副作用等の軽減をすることはできる。

そういった場合、リフレクソロジストとしてクライアントにどう接するか?身体の仕組みを説明しながら、ご自身が納得して受けて頂けるようにするのが重要だと思う。

私のスクールに通ってくださる受講生さんも色々な方がいるので、興味を持つところも色々。だから、ご家族や周りに何か疾患を抱えている方がいる場合など、質問が増え、話が長くなることが多々ある。

だから、一日日程を長くして、じっくりと受講生さんと向き合っていきたいな、と思って、またまた回数を増やしたのだ。

自分で言うのもなんだけど、今までのリフレクソロジストとしての経験と知識、解剖生理学などの知識を慌てて教えるのはもったいないな、とも思ったから。

ほんまにこんな先生なかなかいませんで~。


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呼吸法クラス

我がスクールでは、養成講座の中に呼吸法クラスが組み込まれている。
セラピストの仕事をするうえで知っておいた方がいいのが、この呼吸法。セラピストとは言え人間なので、人生には色々ある。で、何かがあって、落ち込んでいたとしても仕事を断るわけにはいかない。
それと、疲れていては、人の身体に触ることは、できない。そういう時、呼吸法を知っているととても役に立つのだ。
お願いしているのは、ヒプノセラピストの長野さん。面白いのが、この呼吸法クラス、基本的には同じことをやるのだが、時々その時の流れで違うことをやる時がある。今回は、チャクラの調整法、最初にペンジュラムで、チャクラを確認して、その後チャクラのバランスをとる瞑想をして、また、チャクラを確認するというもの。
ペンジュラムで、チャクラを視覚化できるので、受講生さんは、結構楽しんでやっている。
そう言えば、以前は、ちょっとだけ過去生に帰るようなこともやったこともあるし、なりたい自分になる自己暗示とか、いろいろやってもらったなあ。
ああ、こういう講義もいいもんだね。


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足首

久々にカテゴリーが「リフレクソロジーについて」。

実は先週の土曜日スクールからの帰り、タクシーと出会いがしらに自転車でぶつかりそうになった。お陰様でぶつかりはしなかったものの、急ブレーキをかけたせいで、自転車でこけてしまった。その時左の足首が自転車の下敷きになり、結構強くアスファルトで打ってしまったのだ。自転車に乗れないほどの痛みでもなかったのでそのまま帰って来たのだけど、あくる朝歩くと少し足を引きずる。足を内反させた時にも、激痛が走ってびっくりして、「おいおい、月曜のバレエレッスン大丈夫かよ~。」と少し不安になった。

で、その日も受講生さんの足モデルをしたのだが、お陰様でエクササイズ以外は問題なく行えて、無事終了。その後受講生さんが帰ってから気がついた。足を引きづっていないことに。
「おお!!!!!!!!これはリフレクソロジーの効果か!」と久しぶりに感動。
そう言えば、最近は、時々うちのスクールにあるトリートメントルームでアロマをしている浅井さんからリフレクソロジーを受けているし、土曜日も足モデルになったしなあ。

で、その夜、最近寝不足も続いていたせいかご飯を食べたら眠くてしょうがない。だるいよ~、眠いよ~、と言いながら、10時近くまではがんばって起きていて(早く寝ると夜中に根が覚めるのだ、おばちゃんだから。笑)寝た。
次の朝、目覚ましが鳴るまで寝ていたにもかかわらず、起きた後も眠くてしょうがない。おばあちゃんのところから帰ってきてから寝たのだけど、起きたのが昼の3時過ぎ!
え?4時間も?寝た?と、思ったけどまだ眠い。
ま、その後は仕方なく(?)バレエクラスに出かけたけど、足が昨日よりもまた一段と軽くなっていてバレエクラスも無事に終了。

そして昨日の朝は久しぶりにすがすがしい目覚め。足もほとんど痛まない。
身体も軽けりゃ(あ、きっと体重は変わってない・・・)内臓も軽い。
久しぶりにリフレクソロジーの効果を実感した。

リフレクソロジーのよさは、ふだん体に不調がない時でも受けていると、何かあった時でも回復力が早いこと。今回はまさにこれ。身体に痛みがあったり、動かせない部分があったりすると不快だし不便。今回もリフレクソロジーのお陰で助かったわ~。

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悲しいことと嬉しいことと

ありがたいことに、トリートメントルームには定期的に通ってくださるお客様が何人かいる。先月その中のお一人がキャンセルされたので、てっきり高齢のお母様が入院でもされたのかと思っていたら、驚いたことにまだ27歳の息子さんが亡くなられたということだった。進行性のガンであっという間に亡くなったらしい。お話を聞いているうちに涙が出てきたが、ここで私が泣いてどうすると、がんばってこらえた。でも、本当に大変時期にも関わらず、「ここで受けているように息子の足を揉んであげたら、気持ちいいよ、と、何度も言ってくれて、ここで、トリートメントを受けていて本当によかった、ありがとうございます。」と言われ、悲しいけれど、私のやっていることが、少しでも役に立ったのなら、よかった、と思った。
講座でも、もし家族の誰かが、もう助からないかもしれない、という状況になった時、リフレクソロジーはきっと役に立つと思うよ、相手にもあなたにも、と言うけれど、実際にこのようなお話を伺うと、嬉しいけれど、悲しさや寂しさがそれによって消えるわけじゃない。
家族とのお別れは本当に寂しいもの。

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教えること

スクールで教えるたびに思うこと。特にワンデイや、ベーシックで思うことなんだけど。教えていると、とどまることがなくなるので、できれば養成講座に来て~、と思う。
自分の知っていること、経験したことを全て伝えたくなるので、時間が足りない。
もちろん、頂いている受講料も違うので、同じようには教えるわけにはいかないのだけどね。養成講座の受講生の方に失礼になるから。
あーー、でも、あれもこれも、と思ってしまうのは事実。トリートメントに関すること以外でも、なんだかんだと、話してしまう。先日の講座でも、瞑想の仕方とか、いろいろ。
トリートメントする側もリラックスしていないと、良い施術はできないので、その方法を教えることは大事なんだけど、ベーシックだと時間が足りない。養成講座は、呼吸法クラスがあるけど。
自慢じゃないけど、補完療法としてのリフレクソロジーを始めて早12年目。
その間に蓄積した経験は、できれば多くの人に伝えたい。
ま、私もまだまだ学ぶ余地はたくさんあるんだけどね。
明日も、講座頑張ります!

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