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ルシファの答え

ある男が死んだ時まず天国に行ったそうな。
すると、天国の門番が「天国に入りたいか?それとも地獄に行きたいか?」と聞いたそうな。

で、その男、生前悪いことも結構したらしく、このまま天国に入ってもいいのかどうかしばらく悩んでいた。
それを見ていた門番が「一回地獄に行ってから決めてもかまわんよ。」と、男に言った。
「え、そうかい?じゃ、そうさせてもらおう。」
と男は言い、地獄に落ちていったそうな。

で、地獄に行ってみると、そこは、飲めや歌えの大騒ぎ、きれいなお姉ちゃんはいるは、酒は飲み放題。男はしばらく地獄を堪能すると天国に帰って言った。

「俺、地獄に行くよ。」

で、今度男が地獄に行ってみると、煮えたぎる大釜や針の山、きれいなお姉ちゃんはどこにもいない。
男が「前と全然違うじゃないか!」と叫ぶと、ルシファが言った。

「観光で来るのと移住するのは、天国と地獄の差ぐらい違うのだ。」



これは、私がベルギーに引っ越すことに決めた後ステフが語ってくれた移民に関する小話。
この歳で移住を決めた私にこんな話をするのもいかがなもんかな?と思うのだが、彼は彼なりに大変だけど大丈夫か?と私に念を押したかったんだろうね。

まあ実際は、この話ほど違うとは思わないけど、それに近いものがあるんだろうなと思う。

今までは私がベルギーにいる時ステフも休暇をとってくれてたけど、いくらベルギーでもそうそう休暇はとれない。それに、ステフと普通の生活をしてみるのも必要だと年末から年始にかけては、ステフは特別に休暇はとらなかった。

で、一人で買い物やらに出掛けてたのだけど、日本と違い、移民も多い国。東洋人も珍しくないから、日本の様に外見だけでは住んでいるのか、短期滞在かはわからない。

私なんかはフランスの語の勉強を兼ねて、なあんて思って、頑張ってフランス語で買い物をしようとすると観光客なら多めにも見てもらえるだろうが、変に片言のフランス語を話して、返事がわからないとイライラされる。

日本みたいにステフがどこから来たのか?と聞かれた時「ベルギーから。」と答えただけで「外人さん、日本語うまいね~。」となるのとは大違い。

で、新聞屋さんでもスーパーでもへこんで帰った来たんだけど。笑。

その時はステフのこの話が頭の中をぐるぐる回って、えーん、悲しいよ~。なんて思ったけど、今考えると、私のおどおどした態度が良くなかったのかな?って思う。
いつものようにニコニコ笑ってごまかせばよかったんじゃないかな?って思うんだよね。

笑顔はやっぱり最強だからね。世界中どこでも。(ルシファには通用しんだろうが。きっと。)

それと、今回丁度ソルドの時期で(バーゲンのことね、向こうは法律で開催時期が決まっている。)どうせ暇だからと私も出掛けて行ったんだけど、どこもかしこも買い物客でいっぱい。

それほど欲しいものもなかったけど他の買い物客に交じって色々と見て回った。
で、いい感じのセーターが安かったので、鏡にむかって合わせてみたのだけど、
ずーっと、ほりの深い顔ばかり見て買い物していたから、自分の顔の平たさにびっくりして、心に浮かんだ一言が、

「平たい顔族!」

映画は(テルマエ・ロマエ)は見たことなかったけど、何故か知っていたこの言葉。
その時の私にぴったりの言葉だったわ~。

なんか、自分の顔を見た時、フランス語を話せないことよりも疎外感感じた。
フランスに近いせいか皆小ぶりでかわいいんだもん。
ほら、こんな平たい顔族が片言のフランス語でこわばった顔して買い物してたら、相手もイラッとするわな。

やっぱり、笑顔が大事やね。

今度はもうちょっと、がんばろう。
どうせ私はオバタリアン(古っ!)だからさ!

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コメント

こんばんは。

先生が「平たい顔族!」なら、私は
「のっぺらぼー顔族!!」ですわ。

海外は近場しか行けてないので、そういう思いは
したことがないですね。
生きてるうちにヨーロッパ行ってみたいな。

投稿: コッチ | 2013年2月 4日 (月) 20時54分

はは、ありがとう。でも、充分あっちに行けば、平たい顔族ですよ。笑。

引っ越したら、遊びに来てくださいね!

投稿: mizu | 2013年2月 5日 (火) 14時32分

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