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パリ行き

旅行と言えば、南の島でお昼寝~、っていうタイプで、本当のことを言うと、ヨーロッパなんかはあんまり興味がなかった。ただどういうわけか、10年ぐらい前にどうしてもパリに行かなくちゃいけない、っていう気持ちになったことがある。パリを観光したいとか、パリが好き、とかいうのではなくて、行かなくちゃ、って。

で、その後しばらくそんなことはコロッと忘れていたのだが、去年知り合ったNZの友達が旅行するならどこに行きたい?と、聞いてきたので、ん?と、思った瞬間、「Paris」と、答えてた。それまで人には、インドに行きたいとか、アフリカ見るまで死ねないとか、言っていたにもかかわらず。

で、今回のパリ行きが決まった時でも、実は、「ここ見たい!」って、強く思うところがない。(ガルニエだけは別!腐ってもバレエやっている人間ですから!)ガイドブック買っても、ピンと来ず、「おお、そう言えばルーブル美術館なんてもんがパリにはあったんだよなあ。」とか、「エッフェル塔登っとくか?」なんて、パリ好きが聞いたら、おめえにパリに行く資格はねえー!って言われそうなのよね。

ま、今回も、パリに行きたい!っていう気持ちよりも、パリに行かなきゃ、っていう気持ちの方が強いし、本当の目的は、人に会うため。

時々最近の日記にも登場するけど、その人とは一年ほど前にFBで、知り合った人で、ベルギー人。日本語を勉強していて時々思い出したように、日本語の質問をしてくる人だった。去年日本に旅行をしたらしく、その後日本語の勉強に拍車がかかったよう。そのせいなのか、今年の年明け、とっても久しぶりにメッセージが来た、「スカイプで話しましょう。」と。

もちろんその人の日本語を勉強することに対する情熱は以前から知っていたので、日本語の勉強のお手伝いになれば、と、スカイプで話すことに抵抗はなかったから、何度か話すようになった。(その割には、英語率がとても高い会話だったんだけど・・・ま、彼の日本語は、まだ、ちょっと・・・だったので。笑。)

お互い母語ではない英語を使って(それも私のレベルで)会話している割には、毎回話が弾む。最初は1時間ぐらいだったのが、2時間になり、長い時は、8時間半という恐ろしい時間をスカイプの前で過ごしたこともある。(それからひと寝入りしてから、またチャットで2時間話した・・・)

で、彼は本当なら4月に日本に来るはずだったので、その時名古屋で会うことになっていたのだけど、3月に震災があり、原発の問題が起きて、今回の日本行きを延期、それで、私に「夏ぐらいにこちらに来ないか?」と、聞いてきたのだ。

彼とは、確かにパリで会うことも前に約束していたけど(彼はフランス語を話すベルギー人なので、パリを案内してくれると言っていたの。)その話が急に現実的になってしまった。

で、いつものごとく、行きたい気持ちは充分にあるけれど、「そんな金は、ねえ!」状態。笑。
と言いつつ、自分の仕事のスケジュールを調べ、航空券の値段を調べ、(このあたり、香港行きと同じ。)5月の末に10日間ぐらいの休みが取れること、航空券がその時期だと往復で10万を切る、ということを知った。

でも、やっぱり、お金の余裕はないわけで、どうするべ?と考えていたところ、ふだんそのベルギーの人のことをよく話していた叔母さんが、「今彼に会いに行かなきゃ、絶対後悔するから、会っておいで、航空券のお金は出してあげるから。」って言ってくれた。(泣けたよ~。)

この時、その他の経費のお金の都合はつくかどうかは全然わからなかったけど、こんな申し出をしてくれるのだから、これはやっぱり神様が行ってこい、と言っているのだと思った。絶対私は行けるって。で、その他のお金のあてもなく航空券だけはゲット。(毎度チャレンジャー。笑。)

その後彼にその話をしたら、大感激してくれて、それじゃ、ホテルの予約はこちらでするからと言ってくれた。あとは、自分のおこずかいの心配だけ、と、思っていたら、お陰様で仕事が順調に入ってきて、その心配もいらなくなった。

まあ、そもそもが、いくらスカイプで毎週末何時間も話している人とはいえ、いきなりパリで会う、ということ自体がチャレンジャー。笑。そして、それを後押ししてくれる家族もチャレンジャー?笑。叔母に始まり、母から、姉から、おばあちゃんまで、「行っておいで~」と言ってくれた。(おばあちゃんは、わたしもベルギーについてく、と言ったよ。笑。)

パリ行きまで、あと3週間、どのような旅になるかわからないけど、人生は短いのだ、ただ、楽しもう、何が起こってもね。

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コメント

それで、いいのだ!
by バカボンパパ

投稿: コッチ | 2011年5月 7日 (土) 17時25分

ほーい、コッチさん。それでいいのだ!ね!ありがとう。

投稿: mizu | 2011年5月 7日 (土) 23時07分

ふー。mizuさんの方が大変とは知りつつ,宮仕えの身には大型連休最終日はちょっと気鬱です。でも,実は普段読まないルージュモン『愛について』(岩波書店)なんて本を読むなどして,のんびりしていました。

パリには数年前に家族で行きました。ルーブルの印象は,「大原美術館に複製である美術品が全部オリジナルである。」という驚きです。(複製とオリジナルという話では,昨日「トスカーナの贋作」という少し難解な映画を見てきました。)

5日間という駆け足でしたが,「マイバス」というJTB系の日帰り観光バスでフォンテーヌブローという王様の離宮へ行きました。最高級の内装というのはこういうものかと思ったし,お庭(公園)も素晴らしかったです。

なも一家は,当時世界のディズニーランド制覇を目指しておりましたので,パリ・ディズニーランドへも行きました。

そうだなあ,安ホテルの近くでは,いわゆるビストロよりも中華料理屋の方がうまかったかなあ。やはり,英語はなかなか通じなくて,片言のフランス語ができる家内に助けてもらいました。

何となくうらやましいけれど,どうか楽しんできてください。

投稿: なも | 2011年5月 8日 (日) 21時50分

なもさん一家もパリに行ったことがあるのですね。実は私も今回はブリュッセルにも出かけるので、かなりの駆け足旅行になります。
食事と言えば、ベルギーのレストランは、フランス人もうらやむほどおいしいところが多いそうです。
だから楽しみなのですが、絶対太って帰ってくる、という確固たる自信もあります。笑。

今年のGWは仕事で忙しく、久しぶりに疲れました。今日から世間は、日常に戻りますね。お仕事頑張ってください。

投稿: mizu | 2011年5月 9日 (月) 09時23分

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