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不思議なもの

天気のいい日には、おばあちゃんを連れて近くにできた松坂屋ストアに、散歩がてら出かける。

そのときの話なのだが、従業員の人が、品物を乗せたカートをそばにおいて作業していたのだけれど、そこいら辺をまわってきたおばあちゃんがその後ろを通ろうとしていた時、20代ぐらいの女の人が、カートを押してその狭くなっている通路を無理やり通ろうとしたのだ。

おばあちゃんは、シルバーカー(手押し車に籠がついているようなやつね)を押していたので、彼女のカートは、通るのはちょっと無理、なのに、おばあちゃんのシルバーカーに、ガンガン当てて無言で「どけ」と言わんばかり。

おい、おい、と思っているのは私だけのようで、おばあちゃんはどこ吹く風、というかんじで、そのおねえちゃんの攻撃に知らん顔だったけれど。

そのうち諦めて、自分が回っていった。

おばあちゃんは、その後も何事もなかったように(いちいち腹を立てていたら、90までは生きられないかもね)買い物を続けて、無事に家に帰ったけれど、私の頭の中には、「どういう神経しているんだろう、あの姉ちゃんは」だったのだ。(この際、姉ちゃんと書いてもいいよね。)

90にもなると、後進するのも大変だし、どう考えても彼女のほうがあとから通路にやってきたのに。

人のことを考える余裕がなかったのか、歳を取ると言うことが想像できないのか、どちらかはわからないけれど、なんだか、腹が立つというより、不思議なものを見た、という感じが強いのだ。

自分の周りの状況を見て取れないのかしら?

確かにお年よりは、動作も鈍くなっているし、急いでいる時はイライラするかもしれないけれど、自分もいずれかは歳を取るのにね。

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