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かかりつけセラピスト

以前に書いた(もちろんリンクもしているけれど)イギリスから帰国されたばかりのふじさんのHPに、「かかりつけセラピストの薦め」というのがある。

お陰さまで、とーーーーーっても、細いけれど、かれこれリフレクソロジーを仕事にして、7年目になった。

意識したことはなかったのだけれど、うちのお客様には、長く通ってくださっていて、ご自分の身体の調子や、生活のことなどを相談されにいらっしゃる方も多い。

お医者様に聞けないようなことも相談されることも多い。心の持ちようとかね。

なぁんだ、私もかかりつけセラピストじゃん。と思ったのだが、そんなことを思っているとき、とってもお久しぶりのお客様からの電話を頂いた。

1年半ぶりぐらいなのだが、(それまでもお電話いただいていたのだけれど、予定が合わなかったのだ)体の調子が悪くなると、うちを思い出してくれるそうである。

普段の生活の相談なども受けて、お見送りした時、「また何かあったら、聞きに来よう。」と、つぶやいて帰っていかれた。

相談といっても、いわゆる世間では誰でも知っているようなことなのだ。

早く寝るとか、お風呂にはつかって身体を温めた方がいいとか、特別なことではない。

どちらかというと、どうでもいいような、人に聞くまでもない話なのだが、そのお話の中で、それこそ、どうでもいい話をしながら、アドバイスする。それがいいんじゃないのかなって、思う。

自分の身体の変化がわかる人に、どうでもいいようなことを聞いてみる。いわゆるダメだしのようなものなのかもしれないけれど、人って、人から言われると妙に納得するものなのだ。(相談ごとってそうでしょ?)

長く通ってくださるお客様の中には、自分が3年前まで、花粉症だったことを忘れている方もいる。いつ、膝を痛めたかも。果ては、いつ旅行したかも。

セラピストに変な依存をさせるのは、ご法度だけれど、自分のの健康管理のパートナーとして、長く通うのは、いいと思う。

セラピストも大きな視点からその方を見ることができるし、その方自身、自分の体のことに自分が参加する(自分の身体は、自分がケアする)、という意味では、全てを医者任せにするより(もっとも、お医者様が必要な場合は、別)いいのではないかと。

もっと、たくさんの人に、ご自分の身体に意識を向けられる日が来るといいなぁ、と思う。それには、かかりつけセラピスト(リフレクソロジストのほうがやっぱりいいなぁ)を、持つことも、あり。かと。

知らないうちにそうなってしまったのは、ありがたいことである。

お客様に感謝です。

これからも、勉強します。

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「リフレクソロジーについて」カテゴリの記事

コメント

mizuさん,こんにちは。

体のことはよく分かりませんが,読ませていただいていて,心理臨床にも共通するものがありそうだと感じました。

「どうでもいい話をしながら,アドバイスする。」←「そうそう」って感じです。どういう術語で表現するかは別にして,心理臨床の基本の一つも,こんな心構え(態度)だろうと思っています。

「セラピストに変な依存をさせるのは,ご法度だけれど・・・」←これは,どの教科書にも書いてあるだろうけど,心の問題のとき,余計に大切なことだろうと思います。相談者がいつか一人で普通に生活できるようになることが目標なのでしょうから。(最近,「占い」に「依存」させて「ハーレム」を作った,変なおっさんがいたようですが。)

何だか,自分に言い聞かせているようなコメントになってしまいました。ともあれ,いつか素敵なリフレクソロジーが受けられることを,楽しみにしている なも です。

投稿: なも | 2006年1月28日 (土) 11時04分

なもさん、お久しぶりです。
お元気ですか?

身体も心もひとつだと思っているので、臨床心理士(だったかしら?)のなもさんとも、共通するところはあるのではないでしょうか。

ボディワークは、身体を緩めますが、同時に心も緩めています。
だから、だから、ただ話をするだけよりも、信頼関係を築きやすいと思います。
反対に、お話をすることも、大事だし。
 
時々、セラピストのための心理学講座なるものも目にしますが、簡単に心理学と言ってしまうことが、非常に危険だと思いますし、そんなに簡単に心理学をわかったようになってもらっても、怖いですよね。

変な知識よりも、ただ、相手を思いやる気持ちがあれば、大丈夫だと思うのですが。

なもさんからのコメントに、励まされました。
今度名古屋に帰ってくるときは、連絡してくださいね。
ご予約待ってまーす!(営業?)

投稿: mizu | 2006年1月28日 (土) 16時59分

ちょっとだけ付け加えます。(そうそう,書き込みは久しぶりですが,ちょくちょくお邪魔させていただいております。)

「ボディワークは、身体を緩めますが、同時に心も緩めています。」←主に心を取り扱おうとする場合でも,相手の方の問題が重い,年齢が低い,何らかの精神障害を持っていらっしゃるなどの理由で,初めから言葉だけでの対応が困難な場合には,「身体を緩める」ことから入る場合があるようです。(私自身は,継続的に相談を受けるという仕事は,したことがないのですが。)

「セラピストのための心理学講座」←心理学関係の各種学会等が認定している(民間)資格が現状で複数あるのですが(注・現時点で国家資格はないと思います),新聞等に広告が出ている「講座」で「資格が取れます」という「資格」の多くは,余り聞いたことのないものです。電話帳やインターネット上で,「(心理)カウンセラー」等を探してみると,余り聞いたことのない「協会」や「資格」に出会うことがときどきあります。

「心理屋さん」の「資格」は,公的なものでもまだ,期待できる最低限のサービス保障が確立できていないし,一般の方々には,「公的なもの」かどうかの見分けもつきにくいだろう思います。

「変な知識よりも、ただ、相手を思いやる気持ちがあれば、大丈夫」←サービスを提供する側の考え方としては,このとおりでしょうが,受ける側としては,お医者さんや弁護士の先生のように,期待できるサービスの最低保証があると安心だろうなと思います。

ちょっとだけ,本業に近いお話をさせていただきました。

投稿: なも | 2006年1月29日 (日) 02時07分

なもさん、「期待できる最低保障」とは、きっと、国または、何らかの公的機関の資格のことだと思いますが、それでも最終的には、「人」なんでしょうね。(私の場合は特にそうです。)
これからも心を引き締めていこうと思います。

投稿: mizu | 2006年1月29日 (日) 07時45分

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